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3月14日

数日前、午前の喫茶店で、泣いている女性がいた。
彼女は決して泣き虫ではない。
前だけを見て、一歩一歩ここまできたはずだ。
鼻を真っ赤にして、それでも溢れでてきた言葉は、
透明で、ぽたんぽたんとあたりを揺らした。
いつか彼女に光が届きますように、
どうかまた歩き出せますように、
彼女の話をきいている、その横顔は、
朝の光の中で、声も出さずに、ただ頷いていた。

2014-03-14 | Posted in blogNo Comments »